きくず
修道女ローゼは退魔師として生まれた。 しかし家業も継げず居場所もなく病にも蝕まれていた彼女は、生きることに絶望していた。 自らの死を望んだ彼女は、森で一人の吸血鬼の男と出会う。 吸血鬼ヴァルドもまた、自らの死を望んでいた。 死を望むもの同士は、互いに殺す約束を交わし、共に過ごし始めるが―。 本文52ページ 【注意事項】 ※以前Web上で公開していた作品に修正と表紙を加えたものです。(現在はWeb公開しておりません) ※1巻完結の作品になります。
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